暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「体重より体脂肪率が重要?」という報告です。
米国内科学会は、死亡リスク評価には体格指数(BMI)よりも体脂肪率が重要とする研究を紹介した。
最近の研究で、BMIから軽度肥満と判定された人は死亡率は低い傾向にあることが報告され、「肥満パラドックス」として知られている。同研究者らは、こうした現象を明らかにするため、40歳超の男女5万人を対象に、BMIと体脂肪を測定。体脂肪率とBMIが単独あるいは共同で死亡率とどう関連するかを調べた。
解析の結果、高い体脂肪率は生存率の低さと独立して関連していることが判明。BMI低値も生存率の低さと関連していることが明らかになった。
研究者は、「BMI高値が実は筋肉など非脂肪組織を反映している場合がある」と説明し、「今回の所見から、患者の健康と死亡リスクを評価するには、体重だけでなく体組成を考慮する必要性が示唆された」と述べている。



