暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「白内障手術した方が長生き?」という報告です。
米国メディケア受給者を対象とした研究において、白内障患者のうち手術をした人はしなかった人と比較して全死因死亡率が低いことが示された。研究を行った米国・カリフォルニア大学の研究者らは、「白内障の手術と死亡リスク低下との関連の機序を調べるためにさらなる研究が必要」とまとめている。
主な結果は以下のとおり。
・メディケアには、白内障患者150万1,420例が含まれ、そのうち手術を受けていた患者は54万4,984例(36.3%)であった。
・白内障患者において、全死因死亡率は白内障手術ありで2.78/100人年、白内障手術なしで2.98/100人年であった。
・白内障手術ありの患者は手術なしの患者と比較して死亡リスクが低下した(危険率0.73倍)。
・サブグループ解析で強い関連が認められたのは次の患者群であった:80~84歳の高齢患者(危険率0.63倍)、女性(0.69倍)、中等度の全身性疾患を有する患者(0.71倍)、重度の白内障患者(0.68倍)。