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佐藤浩明プロは福島放送が厳正なる審査をした登録専門家です

子供が風邪の時の対処!

佐藤浩明

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おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「子供が風邪の時の対処!」という報告です。

 子どもが風邪をひいたとき、保護者は市販の咳止め薬や風邪薬を使わずに治療することを検討すべきだと専門家が警告している。米国小児科学会によれば、処方なしに入手できる市販薬は、風邪薬や咳止め薬であっても、乳幼児に重篤な副作用を引き起こす可能性があるという。
 米国食品医薬品局は2008年、4歳未満の小児に市販の咳止め薬や風邪薬を与えないよう勧告した。4~6歳の小児は医師の指導の下でのみこれらを服用し、6歳以上は用量指示に正確に従えば安全に服用できる。
 薬を使わずに、安全で便利かつ安価に実施できる治療法を紹介する。
・鼻水が出る:ティッシュを使う。鼻水は吸引するか、鼻をかむ。抗ヒスタミン薬は風邪の症状軽減には役立たない。鼻水は身体のウイルス除去を助けるものだと理解しておくこと。
・鼻づまりがある:生理食塩水の鼻スプレー、または点鼻薬で鼻をかみやすくなる場合がある。生理食塩水は、温かい水240mLに食塩2mLを加えれば自宅でもつくることができる。
・咳がある:生後3カ月未満の乳児は医師を受診すべきである。生後3カ月~1歳の乳児は、ティースプーン1~3杯の水やリンゴ果汁などを温めて1日4回与えるとよい。1歳未満ではハチミツを与えられないが、1歳以上なら必要に応じて小さじ1杯のハチミツを与える。コーンシロップでもよい。
・咳が止まらない:温かいミストシャワーで、咳の発作を和らげることができる。
 小児の咳や風邪は治療が必要とは限らず、普段どおり遊んだり眠ったりするようであれば、市販薬も家庭療法も不要である。発熱は身体がウイルスと闘うのを助けるので、熱が約38.5℃以上あるか小児が不快な場合のみ、治療すべきである。

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佐藤浩明
専門家

佐藤浩明(内科医)

さとうクリニック内科・消化器科

患者さんに寄り添う医療体制で、「経鼻内視鏡検査」に取り組み、内科・消化器疾患の徹底した検査と治療を行います。信条の「人と、地域と向き合う医療」という姿勢を守り、より高い専門性をもって地域に貢献します。

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