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コーヒーをよく飲む医師は?

佐藤浩明

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おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「コーヒーをよく飲む医師は?」という報告です。

 院内で医師が飲むコーヒーの年間摂取量は、外科医が内科医より多い傾向があり、専門科医別にみると整形外科医が最も多く、最も少ないのは麻酔科医だった。また、若手医師よりも、経験5年超のベテラン医師のほうが摂取量は多いこと、部門トップが最も多くおごっていることなどが判明したという。スイスの研究者らが、ある教育病院に所属する医師800人弱について、1年間の院内カフェテリアにおけるコーヒー購入状況を調べ報告した。
 同研究者らは、2014年にスイスの教育病院に所属する766人を対象に研究を行い、コーヒーの年間摂取量について分析を行った。被験者の内訳は、内科医201人、一般外科医76人、麻酔科医67人、放射線科医54人、整形外科医48人、婦人科医43人、神経内科医36人、神経外科医23人、その他の診療科医96人だった。
 その結果、2014年に院内カフェテリアでコーヒーを購入したのは、被験者医師の84%にあたる644人で、合わせて7万772杯だった。コーヒーの年間摂取量と医師の専門科の間には、有意な関連が認められた。年間コーヒー摂取量が最も多かったのは整形外科医で189杯、次いで放射線科医の177杯、一般外科医167杯(同:138)だった。一方、年間コーヒー摂取量が最少だったのは、麻酔科医の39杯だった。性別では、女性が年間86杯に対し男性が年間128杯と有意に多かった(t=-4.66。エスプレッソの摂取量についても、女性が年間10杯に対し男性が27杯と2倍以上有意に多かった。1人当たりの年間摂取量における2杯以上の購入回数をみると、若手医師が15%に対し、5年超のシニアの医師は22%、所属部門トップでは年間摂取量はシニアの医師よりも少なかったが、2杯以上の購入回数が占めた割合は30%と最多だった。

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佐藤浩明
専門家

佐藤浩明(内科医)

さとうクリニック内科・消化器科

患者さんに寄り添う医療体制で、「経鼻内視鏡検査」に取り組み、内科・消化器疾患の徹底した検査と治療を行います。信条の「人と、地域と向き合う医療」という姿勢を守り、より高い専門性をもって地域に貢献します。

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