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おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「人生に目的があると長生き?」という報告です。
人生に対する強い目的意識がある人は、心血管疾患を発症する可能性がより低く、死亡リスクも全般的により低いということが米国の解析結果として報告されました。
マウント・サイナイ・セント・ルークス・ルーズベルト病院 の科学者らは、米国と日本で実施された研究10件のデータを解析した。このデータには研究対象者136,000人以上のデータが含まれていた。米国の研究では、人生に対する目的意識の有無とその強さを評価した。日本の研究では、「生きるに値する人生」を意味する「生きがい」の概念を分析した。研究対象者の平均年齢は67歳であった。追跡調査の期間は平均で7年間であった。この期間中、研究対象者14,500人以上が死亡し、4,000人以上が心臓発作や脳卒中などの心血管イベントを経験した。
データ解析結果では、人生に対する強い目的意識が全体的な死亡リスクを低下させることが明確に示された。さまざまな因子で調整した場合、死亡率は20%低かった。さらに心血管イベントのリスクも、人生に対する目的意識が高い研究対象者ではより低かった。
人生に対する強い目的意識が実際にどのように健康を促進し疾患を阻害するのかを評価するために、さらなる研究を行う必要がある、と研究者らは述べている。この関連性は心理的理由(ストレスに対する身体的な反応を和らげるなど)と行動的理由(健康的なライフスタイルなど)の両方によるものである可能性がある。