暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「食生活がリウマチ発症に関連?」という報告です。
食生活が関節リウマチの発症リスクに影響を及ぼす可能性があることが、新たな二つの研究で示唆された。1つ目の研究では、25~42歳の米国人女性約9万4,000人を対象として、1991~2011年に4年ごとに食生活に関する調査を行った。この期間中、約350人が関節リウマチを発症した。
赤身肉や加工肉、精製穀物、揚げ物などを多く含む典型的な北米式食生活をしていた人は、果物や野菜、豆類、全粒穀物、鶏肉、魚などを多く食べている人よりも関節リウマチを発症する可能性が高かった。
もう1つの研究では、女性を対象とした他の研究のデータを分析した結果、「米国人のための食生活指針」に従うことで、関節リウマチの発症リスクを低減できることが判明した。同研究者は、「今回の結果は、健康的な食生活が関節リウマチの発症を予防する可能性があることを示しており、この関連性の理由を検討するために、さらなる試験を行いたいと考えている。先行研究は個々の研究グループによって行われていたため、わずかな効果を検出するには力不足だった。そのため、食事が関節リウマチ発症に果たす役割については議論があった」と話している。