暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「ダイエットには食べ物の名前は禁句?」という報告です。
特定の食べ物の名前がストレスと遺伝に影響し、不健康な食事のきっかけになりうることが、米ジョンズ・ホプキンス大学の研究で示唆されました。
研究では、肥満患者17人、正常体重者12人を対象に、高カロリーおよび低カロリーの食品を説明する言葉を見たときの脳の活動をモニターした。その結果、肥満患者では「チョコレート・スプレッド」「チキンウィング」などの高カロリー食品と関連する言葉に対して、脳の複数領域に広がる広範な神経回路で強い反応がみられたという。
また、肥満患者ではストレスがあると、高カロリー食品を欲しがる可能性が高くなった。「複合的な社会的・心理的ストレスに曝されたとき、肥満患者と正常体重者のどちらも、高カロリー食品に関連する言葉への反応が変化した。しかし、その後の食事量が多かったのは肥満患者のみだった」と同研究者は話している。これは食べるきっかけに対して肥満患者が痩せた人とは異なった反応を示し、その結果、より多く食べていることを示唆するという。
さらに、同氏らの別の研究では、肥満リスクを上昇させる遺伝的変異をもつ十代若者において、食品に関連する言葉への反応性と肥満リスクとの間に関連が認められた。