暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「白米の取り過ぎではで心筋梗塞は増加しない?」という報告です。
2015年の米国の食事ガイドラインでは、健康のために白米を玄米に置き換えることなどが推奨されている。しかし、白米の摂取と冠動脈疾患との関係について解析を行ったところ、白米を多食しても冠動脈疾患リスクを上昇させないことなどが明らかになった。同研究者は、「玄米は、白米よりも味の点で劣るほか、ヒ素の含有量が白米よりも高いことがFDAのデータで示され、懸念する向きもある。解析では、白米の多食は冠動脈疾患リスクに影響を及ぼさないことが明らかになった」と強調した。
解析の結果、白米を最も食べない群(月に1回以下)に比べて最も多く食べる群(週に5回以上)では、メタボリック症候群のリスクが37%高かった)。しかし、白米の多食と冠動脈疾患リスクについての有意な関連は見られなかった。
同氏は「白米は冠動脈疾患リスクとの有意な関連は認められなかった」と結論。その上で、「白米は食べすぎるとメタボリック症候群のリスクが高まり、2型糖尿病の発症を引き起こす恐れがある。やはり食べ過ぎないように注意が必要だろう」とも語っている