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ハロウィーンで気をつけなければならないこと?

佐藤浩明

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おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「ハロウィーンで気をつけなければならないこと?」という報告です。

 ハロウィーンのお菓子として、「リンゴ飴」が出されることがある。しかし、棒に刺したリンゴ飴は、冷やしておかないと体調を崩す可能性があるという研究結果が米ウィスコンシン大学での研究で明らかになりました。
 米国では2014年、製造業者3社が販売した包装済みキャラメルアップルによってリステリア症が大流行し、12州で35人が感染、7人が死亡した。リステリア症の症状は、発熱、頭痛、項部硬直、胃腸障害などだが、汚染された食品を食べてから数週間、症状が現れない可能性がある。
 同研究者らはで、キャラメルアップルを室温または冷蔵庫で保存し、リステリア菌の増殖を調べた。両群のキャラメルアップルには棒付きと棒なしを用意した。3日後、室温保存の棒付きキャラメルアップルでは、リステリア菌が1000倍に増加した。一方、棒なしの場合は室温保存でも増殖が遅かった。冷蔵した棒付きキャラメルアップルでは、1週間にわたりリステリア菌がみられなかったが、その後の3週間でわずかに増殖した。棒なしの場合、冷蔵では4週間以上、菌はみられなかった。同氏は、「キャラメルの水分量は少なく、リンゴは酸を含むので、いずれも通常はリステリア菌が繫殖する環境ではない。しかし、棒をリンゴに突き刺すことで、果汁がわずかに漏れてキャラメル層の下に入ると、リンゴの表面はリステリア菌が増殖できる環境になる」と話す。室温で保存すると菌がすぐに増殖するので、冷蔵品を買うか、新鮮なものを食べるようにすべきだと同氏はアドバイスしている。

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専門家

佐藤浩明(内科医)

さとうクリニック内科・消化器科

患者さんに寄り添う医療体制で、「経鼻内視鏡検査」に取り組み、内科・消化器疾患の徹底した検査と治療を行います。信条の「人と、地域と向き合う医療」という姿勢を守り、より高い専門性をもって地域に貢献します。

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