暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「脳卒中の季節変動?」という報告です。
国立病院機構南京都病院の研究者らは虚血性脳卒中と出血性脳卒中の発症比率の季節変動を検討した。その結果、脳卒中の種類により季節変動性が異なり、脳出血/脳梗塞、くも膜下出血/脳梗塞における危険率は、年齢・性別・危険因子に関係なく、夏で低くそれ以外の季節で高いことが認められた。
主な結果は以下のとおり。
・脳梗塞の発症率は、秋のほうが夏より低かった。
・脳出血の発症率は、春(危険率:1.36倍)、秋(危険率:1.16倍)、冬(危険率:1.37倍)において、夏より高かった。
・くも膜下出血の発症率は、春(危険率:1.51倍)と冬(危険率:1.44倍)において、夏より高かった。
・脳出血/脳梗塞の危険率は、春が1.28倍、秋が1.26倍、冬が1.35倍であった。
・くも膜下出血/脳梗塞の危険率は、春が1.46倍、秋が1.34倍、冬が1.50倍であった。