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コラム
体重維持には果物や野菜の摂取が重要?
2015年10月8日
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「体重維持には果物や野菜が重要?」という報告です。
健康的な食事を摂りながら胴周りをスリムに保ちたいならば、果物やデンプン質の少ない野菜を多めに摂取するとよいことが、新しい研究で示唆された。米ハーバード大学研究チームは、米国の成人男女約13万3,000人のデータを用いて、1986年から最長で24年間の追跡調査を行った。
その結果、喫煙習慣や身体活動状況などの食事以外の生活習慣因子を調整した解析により、果物とデンプン質の少ない野菜を日々多く摂取するほど、体重が過剰に増加するリスクが低下することがわかった。一方で、ジャガイモやトウモロコシなどのデンプン質を多く含む野菜の摂取は体重増加に関連していたという。
同氏らは、「今回の知見は、これらの摂取と体重増加の因果関係を示すものではないが、2型糖尿病や心血管疾患、がんなどの危険因子となる肥満の予防に、食事に関する重要な助言となる可能性がある」と述べている。
また、体重管理には食物繊維の摂取も重要であり、同氏によると、ジャガイモを除外した場合、食物繊維が豊富な野菜の摂取が良好な体重管理に関連していた。果物の摂取についてはベリー類が過剰な体重増加を避けるのに最も効果的であるようだとしている。
米キニピアック大学の別の研究者も、果物や野菜が豊富な食生活を支持しており、「食物繊維が豊富な野菜や果物は空腹感をコントロールし、血糖値を安定させる一助となる。これらは減量を手助けし、健康的な体重を維持するための鍵となる要素だ」と述べている。
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