暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「我慢したおならはどうなる?」というお話です。
おならを我慢すれば、腸管内にガスがたまります。これが横行結腸や周辺臓器をも圧迫し、腹痛や便秘の原因となることもあります。さらに、悪玉菌や有害ガスが増加することで小腸や大腸に発がん性物質(およびその働きを強める物質)を発生させることもあると考えられています。
さらに腸内にたまったおならは、腸管から再吸収されて血液中に溶け込み、全身へと運ばれます。こうして、血液中に溶け込んだおならは、皮膚や呼気から体外へ排出され、体臭や口臭の原因になりうると言われています。
先程、述べたようにおならを我慢し続けると腸管内にたまるか、再吸収されて血液中に溶け込んで全身へと運ばれます。その結果として口の臭いや皮膚が臭くなったり、肌あれを起こしたり、肝機能障害の原因にもなりうるとされています。さらに腸内の悪玉菌が増えて便秘がちとなり、おならの量と臭いが増してしまいかねません。最終的には大腸がん発症の危険を高める可能性も否定出来ないと言われています。