暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「魚の摂取でうつ病の危険低下?」という報告です。
欧州での研究成果検討の結果、魚を多く摂取するとうつ病リスクを低下できるという。いくつかの研究では、食事要因がうつ病リスクに影響することが既に示されていた。しかしこれまでの研究には一貫性がなかった。青島大学(中国)の研究者らは2001~2014年にわたって発表された関連研究から得られたデータを集めた。研究者らは魚の摂取とうつ病リスクとの関連性の妥当性を解析した。
解析の結果、魚を多く摂取する人は最も摂取しなかった人に比べてうつ病になるリスクが17%低かった。女性(16%)に比べて、男性 (20%)に高い魚摂取とリスク軽減の間に最も高い関連性が見られた。
研究者らは、魚に含まれるオメガ3脂肪酸は脳膜の微細構造を変化させ、神経伝達物質、ドーパミン、セラトニンの活動を修飾すると仮定する。さらに、魚に含まれる高たんぱく質の栄養価、ビタミン類、無機物類がうつ病を防ぐ手助けになる可能性があります、と研究著者らは述べる。