暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「ダイエット後にリバウンドしてもガンは増えない?」という報告です。
体重の増減を繰り返す「ヨーヨー現象」が生じても、がんリスクは上昇しないとの研究結果が米国がん協会の研究で明らかにされた。以前の研究で、「ヨーヨー現象」はがんにつながりうる生物学的プロセスを引き起こす可能性があると示唆されていた。同研究者らは、1992年に米国がん協会の研究に登録した50~74歳の男女13万2,000人超のデータを分析し、体重増減ががんの発症リスクに及ぼす影響を検討した。
17年以上の追跡調査で、対象者のうち2万5,000人超にがんが発症したが、体重増減は、全般的ながんリスクおよび15種類のがんリスクの上昇と関連していなかった。同氏らによると、減量しようとする人は、たとえリバウンドする可能性があっても減量を行うべきだとしている。
同氏は、「減量したい場合、体重が戻ったときにがんリスクが上昇することを心配する必要はない。今回の研究は我々が知る限り、この問題に関してこれまでで最も大規模かつ包括的であり、心強い結果だといえる。この結果は、過体重・肥満の人が減量した状態を維持することに不安を覚えてしまい、最初から減量を避けるといった事態にならないようにすべきだと示唆している」と述べている。