暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今日は十代を対象にした英国の研究のご紹介です!
実際の体重はその人の自己認識とは顕著に異なることがある。十代を対象にした英国の研究は、これを再度浮き彫りにした。今回の研究結果によると、十代の過体重または肥満の3分の1は、自己の体重が「ちょうど良い」と信じているという。インペリアル・カレッジ・ロンドンの科学者らは、13歳~15歳の若者5,000人のデータを解析した。研究者らは参加者の体格指数(BMI)と自己の体重認識について評価した。ほぼ4分の3の参加者(73%)は正常体重範囲内に分類され、5分の1は過体重、7%は肥満と分類された。しかし、自己認識は必ずしも事実と相関しなかった。
十代の過体重および肥満の39%は、自己の体重が「ちょうど良い」と認識し、ごく少数(0.4%)は「体重が少なすぎる」とさえ考えていた。しかし正常体重の若者の10人に8人以上は、自己の体重が適切な体重であることを正しく認識した。7%が「体重がありすぎる」と考え、約10%が「体重が少なすぎる」と考えた。女性は男性よりも「体重がありすぎる」と考える傾向が高かった。
「この研究では良いことが判明したのと同時に、懸念も浮かび上がりました。過体重ではないのに過体重であると考えている若者は、深刻な摂食障害を発症することがあります。そのため、正常体重の若者の多くが自己の体の大きさを現実的に見ていることは喜ばしいことです」と研究著者は述べています。しかし、過体重の若者が頻繁に自己を誤って認識することは問題である。過体重の若者は自己の体重が健康的でないことに気付き、減量すべきである、と著者らは強調する。
日本でも特に女性が過体重でもないのにダイエットに走ることがよくありますが、やはりまずは現状をきちんと認識することが大事なのかも知れませんね!