暑い時の水分補給には何が良いのか?
そろそろプールや湖、海に行く人が増える季節だが、水中で息を止めるゲームや運動による偶然の溺死について警告が、米国疾病管理予防センター(CDC)から報告された。
「水中で息を止めるという危険な行動」は、体力のある健康な泳ぎ手であっても、水中で意識を失い溺死する可能性につながるという。同研究者らによるとこの種の溺死は、息止めコンテストのほか、健康や肺活量を改善するための訓練でも起こることがある。泳ぎ手が息を止めて長距離を泳ごうとしたり、子どもたちが肺に息を大きく吸い込んだりすると、過呼吸となり、二酸化炭素を全部吐き出してしまう。二酸化炭素には、血中濃度が上昇した時に呼吸を促す作用がある。
4月には、米バージニアビーチ付近で米海軍特殊部隊2人が軍事施設で潜水訓練中に死亡した。また、息止め練習が原因で上級レベルの泳ぎ手2人と健康な救助員が死亡した3件の事例の詳細も報告されている。この3件は、1988~2011年に健常者が息を止める時間が長すぎたために水中で意識を失ったニューヨークでの事例16件の一部だ。
泳ぎ手の年齢は7~47歳で、ほとんどが男性だった。1件以外はプールで発生し、半数超が他の泳ぎ手がいる状況で起きた。別の専門家は、息を止めて泳ぐことによる肺活量や水泳能力の向上は証明されていないと述べている。
やはり、水の中は陸上とは違うということをきちんと認識することが大事な様ですね!