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短時間の昼寝で糖尿病予防?

佐藤浩明

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昼寝時間の長さと2型糖尿病リスクがJカーブの関連を示すとの解析の結果が、日本糖尿病学会で報告された。昼寝時間30分付近でもっともリスクが低下していたという。
 東京大学大学院の研究者らは、1951~2014年に出版された昼寝と2型糖尿病に関する研究を検索し、20万例を超えるデータを統合解析した。
 夜間の睡眠時間、年齢、性別などを考慮した結果、1日60分未満の短い昼寝では、糖尿病リスクの有意な増加はなかったが、1日60分以上の長い昼寝をする人では糖尿病リスクが有意に上昇することがわかった(危険率1.46倍)。昼寝時間と2型糖尿病リスクには、30分付近で最もリスクが低くなるJ字型の関係が認められた。
 同研究者は、「今回、睡眠の質については検討できなかったが、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)が2型糖尿病リスクを高めるといわれており、OSAのある患者で昼寝時間が長くなっていたのではないか」と考察。短い昼寝の効用について検討する必要性を指摘している。

 この研究成果はあくまでも昼寝の時間が長い人の方が糖尿病の危険が高いという事の様ですので...短時間の昼寝が直接的に糖尿病の予防に繋がるのとは少し違う様です。

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佐藤浩明
専門家

佐藤浩明(内科医)

さとうクリニック内科・消化器科

患者さんに寄り添う医療体制で、「経鼻内視鏡検査」に取り組み、内科・消化器疾患の徹底した検査と治療を行います。信条の「人と、地域と向き合う医療」という姿勢を守り、より高い専門性をもって地域に貢献します。

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