暑い時の水分補給には何が良いのか?
夜早く寝る子どもほど、やる気につながる自己肯定感が高い傾向にあることが、文部科学省が行った生活習慣についての全国調査で明らかになった。逆に「午前中、体の調子が悪い」「なんでもない(理由がない)のにイライラする」と答えた子どもは、寝る時刻が遅いほど割合が高くなる傾向にあり、文科省は、睡眠時間が子どもの心身に大きな影響を与えることが裏付けられたとしている。
本調査で就寝時刻によって子どもをグループに分け、「自分のことが好きだ」という自己肯定感の程度との関連を調べたところ、自己肯定感が高い子どもは、午後9時より前に寝るグループで約2割を占めた。自己肯定感が高い子どもは、就寝時刻が遅くなるとともに減少し、午前0時前後に寝るグループでは1割にまで下がった。
自己肯定感は、やる気や自信につながるとされ、文科省は、自己肯定感の育成を、小学校高学年での重視すべき課題として位置づけている。また、就寝時刻が遅いほど「午前中の調子が悪い」と答える割合が増える傾向が見られた。中学・高校生では午前3時以降に寝るグループで約4割が「(不調が)よくある」と答えた。「なんでもないのにイライラする」と答えた割合も、寝る時刻が遅いほど多くなる傾向が小中学生で見られた。
分析に当たった研究者は「早く寝ることで睡眠時間や生活のリズムが保たれ、体の調子が良くなり、自己肯定感の高さなどにつながるのではないか」と話している。
「寝る子は育つ」とよく言われますが、早く寝る子ほど自己肯定感が強いというのもうなずける気がします!