暑い時の水分補給には何が良いのか?
二日酔いによる不快感を細かく分析すると原因は多岐にわたるのですが、最も多いのはアルコールを大量に摂取し過ぎて、肝臓で分解しきれなくなるケースです。アルコールは肝臓で分解される過程でアセトアルデヒトという有害物質になります。もともと日本人は体質的にこの物質を無害化する能力が低いため、身体に残ってさまざまな不快感を引き起こします。
お酒を飲む方は、つまみをあまり食べないか、肉や魚といったタンパク質の多いものや塩辛いものを好む傾向があります。しかし、アルコールの吸収を抑えるには、お酒を飲む前か、もしくは飲みながらバランスの良い食事を取ることが必要です。
胃の中に入っている食べ物が少なければ少ないほど、アルコールの吸収が速く、すぐに酔ってしまいます。空きっ腹が酔いやすいのはこのためです。あらかじめ何か食べておくと、ほかの栄養分と一緒にアルコールを消化吸収するので、胃や腸への負担が軽減します。
また、飲み過ぎで肝臓が疲れていると、アルコールを分解する機能が低下します。弱った肝細胞を再生し、活発に働かせるためには、ビタミンAやビタミンB群が効果があります。特にほうれん草などの緑黄色野菜に含まれる葉酸には、細胞の再生に必須な成分が含まれていますので、積極的に取ることをおすすめします。
まあ、一番大事なことは飲み過ぎないことかも?知れませんが...(笑)