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芸術や手芸の活動、社会活動をする高齢者は、より長く精神的に健康でいられる可能性があると米メイヨークリニックでの研究で示唆された。これらの活動を行うか、または中年期以降にコンピュータを使っていた高齢者では、その後の4年間に軽度認知障害を発症する可能性が約半分になることが判明した。認知力を刺激する活動をすることが、認知機能に長期的に有益な影響を及ぼすという。
今回の研究は、これらの活動が実際に思考力低下を予防することは示せなかったが、これらを行う人ではリスクが低いことを示した。同研究者らは85歳以上の成人256人を4年間追跡した。この期間中に、ほぼ半数に軽度認知障害が生じた。性別と学歴の差を考慮して解析した結果、中年から晩年を通して芸術活動をしていた人では、軽度認知障害を発症する可能性が73%低かった。中年と晩年の両方で手芸や社会活動をしていた人、中年以降にコンピュータを使った人では、発症する可能性は約半分だった。
同氏は「今回の研究結果は、こういった活動に参加することが脳の健康に寄与することを示唆している。中年で、あるいは中年と晩年の両方でこうした活動をすれば、認知機能低下リスクが減少することが判明した。晩年に始めた数人にも便益がみられたが、全く活動しなかった人との統計差は見られなかった」と述べている。
やはり、歳を重ねても頭を十分に使うことが大事な様ですね!