暑い時の水分補給には何が良いのか?
頻繁に家族で食事を取ることは、小児および青年にとって心理社会的によい効果を示し、その効果は女性のほうが大きいことが、カナダ・オタワ大学の研究者らによって明らかにされた。同研究者らは、頻繁に家族で食事を取ることが小児および青年の心理社会的効果に影響を及ぼすかどうか、また、その影響は性別で差があるかどうかを明らかにするためにレビューを行った。
主な結果は以下のとおり。
・頻繁な家族での食事と、青年での摂食障害、飲酒、薬物使用、暴力的な行動、抑うつ、自殺企図は負の相関関係を示した。
・頻繁な家族での食事と、自尊心の向上や学校での成功は正の相関関係を示した。
・男女別の結果には有意差があり、女性のほうがより顕著な結果を示した。
同氏らはこれらの結果により、「定期的に家族が食事を一緒に取ることのメリットをすべての医療従事者が指導すべきだ」とまとめた。