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佐藤浩明プロは福島放送が厳正なる審査をした登録専門家です

日本人はビタミン不足!

佐藤浩明

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国民健康・栄養調査とは:国民の健康増進の総合的な推進を図るための基礎資料 として、国民の身体状況、栄養摂取量及び生活習慣の 状況を明らかにするために毎年実施しているものです。
■栄養素の摂取状況について
多くの年代で、「ビタミン(V.)A(ベータカロテン)」「V.B1」 「V.B2」「V.C」「カルシウム」「マグネシウム」「鉄」「亜鉛」 などの栄養素の摂取不足が目立ちます。例えば V.B1 の摂取量については、全ての年代で厚生 労働省が定めている日本人の食事摂取基準の推奨量に 満たない量であり、15 歳以上では推定平均必要量にも 満たないほど不足が深刻です。
■H25 摂取量 ■推奨量
また、男女とも 15~49 歳という成長期や働き盛りの 世代で各栄養素の不足が目立ち、特に 20 歳代女性では 多くの栄養素が足りていない状況です。さらにこの世代 は、バランスのとれた食事をしている割合が低く、朝食 の欠食率が高く、喫煙率が高いという問題があります。
■まとめ
今回の調査で不足が目立つ栄養素の「欠乏症」として 現れる主な症状は下記の通りです。
V.A:目の乾燥、視力の低下、下痢、免疫力の低下 等 V.B1:疲労、脚気(四肢の知覚障害、心肥大)、ウェルニッケ脳症(運動失調、意識障害、健忘) 等 V.B2:成長障害、口角炎、舌炎、咽頭炎、皮膚炎 等 V.C :鼻血、内出血、歯茎からの出血、歯肉炎、肌荒れ 等 カルシウム:骨粗鬆症、高血圧、動脈硬化、肥満、腫瘍 等 マグネシウム:骨粗鬆症、神経疾患、精神疾患、心疾患 等 鉄 :貧血、運動機能や認知機能低下、免疫力の低下 、低体温、集中力の低下、イライラ、学習能力の減退 等 亜鉛:成長障害、免疫機能低下、創傷治癒障害、貧血 等
緑黄色野菜や大豆製品、魚介類、赤身の肉などを積極的 に摂取して、不足している栄養素を補いたいものです。

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佐藤浩明
専門家

佐藤浩明(内科医)

さとうクリニック内科・消化器科

患者さんに寄り添う医療体制で、「経鼻内視鏡検査」に取り組み、内科・消化器疾患の徹底した検査と治療を行います。信条の「人と、地域と向き合う医療」という姿勢を守り、より高い専門性をもって地域に貢献します。

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