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米国人にとって、金銭は依然としてストレスの主な原因であることが、米国心理学会(APA)の世論調査でわかった。同研究者は、「金銭は安全な生活を確立するために非常に重要だ。財政的に困難になると、ストレスレベルがあがるのは当然だ」と話す。今回の調査は、2014年8月に成人3,068人を対象として、実施した。調査の結果、2014年には成人の64%が金銭上の悩みを有意なストレス源だとしており、仕事(60%)、家族への責任(47%)、健康問題(46%)を上回っていた。
成人の約4人に3人が少なくとも時折は金銭のストレスを感じ、約4人に1人は過去1カ月に金銭について極度のストレスを経験していた。米国人の平均ストレスレベルは低下傾向にあるものの、心理学者が健康と考えるよりも高く、22%はストレスを十分コントロールできていないと回答した。
金銭のストレスは特に女性、親、若年成人に多くみられた。50歳未満の親および成人の4人中3人は、金銭が多少または非常に大きいストレス源だとした。女性は男性に比べて有意に多く、ストレス源として金銭を挙げていた。低所得者と高所得者のストレスレベルの差も広がりつつありある。2007年には収入5万ドル以上の人とそれ未満の人で差がなかったが、2014年には低所得者で高所得者よりもストレスが高かった。
また、精神的支えがない人の43%が過去1年でストレスが増大したと答えたが、支えのある人では26%だった。米国心理学会では友人や家族の精神的支えを求めるよう推奨している。