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日中の長すぎる電子機器使用が十代若者の睡眠に有害であるという研究論文が報告された。本研究では16~19歳のノルウェー人約1万人に、学校以外での電子機器の使用時間と睡眠の量・質を尋ねた。その結果、日中および就寝前に電子機器を使用していると、眠るまでの時間(入眠時間)が60分以上長くなるリスクが高くなっていた。特に、就寝前のPC、スマートフォン、MP3プレーヤーの使用は入眠時間の延長に強く関連していた。
日中に4時間以上、電子機器を使用すると、入眠時間が60分以上長くなるリスクが49%上昇した。放課後2時間以上の使用は、入眠時間の延長と睡眠時間の短縮に強く関連していた。睡眠時間が5時間未満になるリスクは、電子メールやチャットを2時間以上する若者では3倍、内容にかかわらず使用時間が4時間以上の場合では3.5倍になった。
コンピュータは睡眠不足と最も強く関連し、最も広く使用されていた。また、機器を4個以上使用する若者では1個のみの場合に比べ、入眠時間が1時間以上長くなる可能性が26%高く、2~3個の若者では睡眠時間が5時間未満である可能性が50%高く、4個以上では75%高かった。
研究著者らは、「今回の結果は、若者の電子機器使用に関するガイドラインを更新し、保護者へのガイダンスを提供する必要性を示している」と話している。今回の研究は電子機器の使用と睡眠障害を関連づけたが、機器が実際に睡眠障害を引き起こすかどうかを証明するようデザインされたものではない。
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