暑い時の水分補給には何が良いのか?
文部科学省の2014年度学校保健統計調査では、福島県内の児童・生徒(5-17歳)のうち六つの学年で、肥満傾向児の割合が全国で最も高かった。東京電力福島第一原事故の影響で子供たちが外遊びを控えた影響が続いているとみられる。県教委は、全国体力テストの結果や食習慣を記録する手帳の配布や子供向け体操の普及を進め、肥満解消の取り組みを強化する。
調査は4~6月、全国の幼稚園と小中学校・高校の児童・生徒から抽出して実施。県内では全体の約30%に当たる6万2685人を対象に行った。肥満については、身長別標準体重などから割り出した肥満度が20%以上の子供の割合を調べた。県内では小学生の6、7、9、11歳と中学生の12、13歳で肥満傾向の割合が全国で最も高く、ほかの年代も全国平均を上回った。男女別では、男子は9歳が17.34%(全国平均8.89%)、女子は13歳の13.78%(同7.89%)が最も高かった。
原発事故を受けて屋外活動を制限した県内の公立学校の割合は、11年6月の約57%から、昨年5月には2%(16校)に減った。ただ、県教委は「外で運動する機会が減り、室内遊びの習慣がついてしまったことも要因ではないか」と分析する。
福島では成人の心筋梗塞の発症も増加しており、将来的に肥満の児童の増加はそれに拍車をかける可能性も否定出来ません。もしかすると...被爆による被害よりもこの様な目に見えにくい事柄の積み重ねが後々に影響を与えかねません!