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立ち会い出産は夫のトラウマとなり,その後の夫婦間セックスレスの原因になるといわれているが,立ち会い出産した夫婦の方がしなかった夫婦よりもセックスレスの割合は有意に少ないことが日本家族計画協会の調査で明らかになった。夫婦間のセックスレスは前回調査(2012年)を上回る44.6%となり,その理由として妊娠と出産に関係するものが最も多いことも分かった。妊娠・出産がセックスレスの主要な理由でありながらも立ち会い出産した夫婦にセックスレスが少ないことに関して,同協会理事長の北村邦夫氏は「セックスレスが進む中,立ち会い出産できる夫婦は関係が円滑であり,それがセックスレスになりにくくしているのではないか」と話している。
積極的になれない理由として挙げられたのは,男性では「仕事で疲れている」21.3%,「出産後なんとなく」15.7%,「現在妊娠中,出産後すぐだから」11.2%,「面倒くさい」10.1%,「家族(肉親)のように思えるから」10.1%などだった。女性では, 「面倒くさい」23.8%,「仕事で疲れている」17.8%,「出産後なんとなく」16.8%,「現在妊娠中,出産後すぐだから」9.7%などと続いている。
このうち妊娠と出産に関する理由を合計すると最も多くなり,夫婦間のセックスレスの大きな原因といえる。北村氏は,妊娠中や出産後すぐのセックスを自ら,もしくは医師の指導により避けることが多く,目的を理解した立ち会い出産ではさらにセックスレスが少ない
立ち会い出産の経験別のセックスレス率は,経験ありで44.6%,なしで55.0%と,立ち会い出産をした方がセックスレスは有意に少ない結果だった。また,立ち会い出産の目的を理解していたかどうかでセックスレスの割合を見ると, 「理解せず不安の中立ち会った」50.0%に対して「目的を理解していた」は26.3%と有意に少なかった。女性では理解の仕方で差は見られていない。