暑い時の水分補給には何が良いのか?
長期休暇の後は、生活習慣の乱れから少なからず体内時計が狂ってしまいます。基本的に、ヒトの体内時計は24時間より数十分長いため、私たちは夜更かしは得意で、早起きは苦手という習性が元々あるわけです。
体内時計の狂いを修復するには「朝でリセット」が基本です。「日頃の起床時間」にポイントを置いて、少しずつその時間に向けて早起きし、戻しすことが大事な様です。無理して1日で一気にズレを解消しようとすると体に負担が掛かります。1日15分から30分くらいを目処に、できる範囲で差を縮めていくのが良いでしょう。体内時計の狂いが2~3時間程度であれば、この「朝でリセット」を基本に、休み明けに向けて数日かけて計画的に早く起きるようにす ることが最良なやり方です。海外旅行などでの時差ボケも解消できます。
また、日頃から寝つきが悪く朝起きられないという人にも「朝でリセット」は効果的。この場合、起床したらカーテンを開けて、しっかりと屋外の光を目から浴びることが重要です。それは、眼球の後ろに視交叉上核という体内時計をコントロールする部位があり、強い光で刺激することでリセットする必要があるからです。強い光でリセットされたら、約16時間後にメラトニンの分泌が始まります。 (*JIJICO 荒井信彦さんの記事を抜粋・一部改変)