暑い時の水分補給には何が良いのか?
夜間に働き、昼間に寝ると、身体の代謝が遅くなる可能性があることが、米コロラド大学の研究で示唆された。同研究者らは、ボランティア14人に6日間、睡眠研究所で暮らしてもらった。最初の2日間、被験者は正常なスケジュールで過ごした。次に、夜勤スケジュールに変更し、夜間に起きて日中に眠った。なお、食事は慎重に管理し、毎日同じカロリーを摂取してもらった。
その結果、夜勤スケジュールの日は、被験者のカロリー燃焼が平均3%低下した。同氏は、「カロリー燃焼の低下はおそらく、交代勤務が“体内時計”に反するものだということに関連する。体内時計は身体の自然な概日周期であり、代謝などの基本的な生理学的機能を支配している」と述べている。
ただし、今回の被験者はわずか数日間のみ管理された状況に置かれたため、同じ代謝変化が実際に交代勤務をする人に見られるかどうかはわからないという。
なお、交代勤務の人も休日には昼間に行動するため、生物時計が新しい基準になる可能性はないという。同氏は十分な睡眠の重要性を強調するとともに、交代勤務の人は食品の賢明な選択と定期的な運動が特に重要であることに同意している。
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