暑い時の水分補給には何が良いのか?
放射線は自然界に存在している日常的なものであり、 存在していることが悪いということではありません。 普段、私たちが食べている野菜や果物には天然の放射性 カリウムが含まれており、毎日のように摂取しています。 問題となるのは放射線が「有るか無いか」ではなく、 「量や強さ、あびる範囲」です。
もし 500mSv の放射線を一度に勢いよく全身にあびる と白血球が減少しますが、1mSv の放射線を 500 日かけて あびる場合には白血球は減少しません。身近なものでは、 食塩(塩化ナトリウム)を一度に 200g 摂取すると 50% の確率で死亡しますが、1 日 10g を 20 日かけて 200g 摂取しても死亡することはありません。
放射線は遺伝子を傷つけてしまうため、一定量以上の 放射線被ばくは、細胞死やがん化のリスクが高くなり ます。しかし、遺伝子を傷つける要因は放射線以外にも 様々あり、その要因の影響を放射線被ばくの単位に合わ せると以下の通りです。
・野菜嫌いの人、受動喫煙(非喫煙女性) ...100~200mSv
・喫煙、毎日 3 合以上の飲酒 ...1,000~2,000mSv
・肥満、運動不足、塩分の摂りすぎ ...200~500mSv
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