暑い時の水分補給には何が良いのか?
染色体の末端部にあるテロメアは細胞分裂のたびに短縮し、一定の長さよりも短くなると細胞老化と呼ばれる状態になるとされている。テロメアの長さと健康的な生活習や長寿との関連を示唆する研究は複数報告されているが、身体活動がテロメアの長さに影響を及ぼすかどうかについては不明である。今回のスウェーデンの研究で座位時間の短縮が重要である可能性が示唆されました。
多くの国で形式的な運動量が増える一方、座位時間も増えていると指摘されている。国民の身体活動レベルの低下だけでなく、座位時間や座位中心の生活習慣の方が健康にとって危険であるとの懸念も増しつつあると考えられている。座位中心の生活が肥満やメタボリック症候群、糖尿病、心血管疾患の危険の上昇と関連することが明らかにされているが、その様なリスク上昇は週当たりの運動時間や総身体活動量とは無関係に認められ、一方では座位で過ごす時間の間に短い休憩を入れることでウエスト周囲長や脂質代謝などの改善に良い影響を及ぼすとの研究もある。
高齢者にとっては運動時間を増やすよりももしかすると座位時間を短くすることの方が重要である可能性も否定出来ないかも?知れません...
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