暑い時の水分補給には何が良いのか?
ソーダやその他の砂糖入り飲料のカロリーを消費するのに必要なウォーキングやランニングの量を注意喚起すると、十代の若者が低カロリー飲料を選ぶようになることがわかった。この報告は米ジョンズ・ホプキンズ大学の研究で、同研究者らは、ボルチモアの低収入な黒人の多い地区の街角にある6つの店に、8.5×11インチ(約20×30cm)の目立つ色の看板を設置した。看板には、ソーダやスポーツドリンク、フルーツジュース20オンス(約600ml)瓶が250カロリー、砂糖大さじ16杯に相当し、このカロリーの消費には50分のランニングか5マイル(約8km)のウォーキングが必要と書かれていた。
12~19歳の若者が店で飲料を購入する様子を約3,100回にわたり観察し、25%にインタビューを行った。35%の若者が看板を見たと答え、そのうち59%が情報を信じ、40%が購入する品物を変えていた。看板設置前は砂糖入り飲料が売れる飲料の98%を占めていたが、設置後は89%になった。多くの若者が小さいサイズを選び、購入した砂糖入り飲料のカロリー数は203カロリーから179カロリーになった。
購入をやめた若者は27%から33%になり、水の購入は1%から4%に増加した。Bleich氏は、「これは、子どもの砂糖入り飲料購入を減らす非常に低コストな方法で、看板撤去後も有効のようだ。わかりやすい看板が、肥満予防や減量に役立つ可能性がある」という。
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