暑い時の水分補給には何が良いのか?
気象情報会社ウェザーニューズ(千葉市)は8日、来春のスギとヒノキの花粉飛散量について予想を発表した。全国平均は平年(2008~14年平均)の1割増。今春との比較では、全国平均で5割増しとなり、東北から近畿、山陰までの広い範囲で2~3倍に上る地域もありそうだ。
一方、四国や九州などは、今夏の天候不順の影響を受けて平年より少なくなる見込みで、14年の半分程度となる地域もあるとみられる。
同社は「例年と同様、来年2月以降は徐々に花粉が増えるので、早めに事前の対策を」と呼び掛けている。北海道はシラカバ花粉で調べ、沖縄県は対象外。同社によると、スギやヒノキ花粉の発生源となる雄花の成長は夏の天候に関係するとされる。今年の夏は北日本から東日本にかけては高気圧の影響で晴れて暑い日が多く、雄花の生育に適していた一方、夏らしい日が少なかった西日本は育ちにくかった。
北海道から近畿までは全ての都道府県で平年比、今春比が同じか多い予想。東京都が今春の約3倍、神奈川県や茨城県が約2・9倍などで、関東甲信や東海では特に飛散量が増えるとみている。四国や九州では、佐賀県と大分県が今春の55%、長崎県と宮崎県が60%などと予想。香川県を除き、いずれも平年比、今春比が同じか少なくなる見込み。
今秋にはスギ花粉症に対する根本的な治療薬も登場する予定ですが、その恩恵を受ける患者さんが増えるのはまだまだ先かも?知れません...
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