暑い時の水分補給には何が良いのか?
魚の摂取量が多いと、女性の難聴リスクが低下する可能性があることがわかった。本研究では6万5,215人の女性を1991~2009年に追跡調査した。このうち1万1,606人が難聴を発症した。分析の結果、週2回以上の魚およびオメガ-3(長鎖オメガ3多価不飽和脂肪酸)の摂取が難聴の予防または発症遅延に役立つ可能性があることが判明した。
週2回以上魚を食べる女性では、まれにしか食べない女性よりも難聴リスクが20%低かった。具体的には、シーフードに多く含まれるオメガ-3の摂取量が難聴リスクの低下と関連していた。「後天性難聴の有病率は高く、生活に支障をきたす慢性疾患となることが多い。加齢に伴う聴力低下は避けられないと考えられがちだが、修正しうる危険因子が特定できれば、後天性難聴の予防・遅延を実現するための新たな手掛かりが得られる。どの種類の魚でもリスクが低下する傾向がある(マグロ、赤身の魚、白身の魚、貝・甲殻類)。今回の結果は、食事が後天性難聴の予防に重要である可能性を示唆している」と同研究者は述べている。
こんなところにも魚を摂るメリットがあるのですね...
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