暑い時の水分補給には何が良いのか?
健康的な食品が不健康な食品よりもおいしいと脳を騙せるかもしれない――こんな報告が掲載されました。米タフツ大学米国農務省人間栄養研究所での研究。今回の研究は、さまざまな食品に対する反応を変化させるために新たにデザインされた減量プログラムに参加した過体重および肥満の8人を対象とした。これらの被験者を、プログラムに参加していない過体重および肥満である5人の対照群と比較した。
両群とも研究開始時および6カ月後にMRIによる脳スキャンを実施した。その結果、減量プログラム群では学習と中毒に関与する脳の報酬中枢の領域に変化がみられた。具体的には、健康的で低カロリーの食品への感受性が増大し、高カロリー食品への感受性が低下していた。
同研究者は、「我々は生まれたときからフライドポテトを好み、全粒小麦のパスタを嫌っていたわけではない。この条件付けは、有害な食品環境で何度も食事をした反応として長年の間に生じたものだ」と述べている。共著者の1人は、「今回の研究で、手術を行わずに不健康な食品から健康的な食品へと好みを変えることが可能であり、MRIは食品における脳の役割を調べるのに重要な技術であることが示された」としている。
これは減量するということを目的にするのではなく、食事の好みそのものを根本的に変えることも出来るかも知れなしという意味では画期的方法かも知れませんね...
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