暑い時の水分補給には何が良いのか?
1回に注ぐワインの量をグラス半分にすることで飲み過ぎを予防できる可能性がある――米アイオワ州立大学での研究結果が報告されました。
同研究者らは、大学生および大学の職員74人に、さまざまな状況で、異なる量のワインが入ったボトルから赤ワインと白ワインを注いでもらった。被験者は、「ふつうだと思う」量を注ぐよう指示された。注ぐ量の目安を「グラス半分まで」「上部から指二本まで」などと経験的に決めている被験者は、目安を決めていない被験者よりも注ぐ量が少なかった。
また、男性では健康体重を評価する指標である体格指数(BMI)も注ぐ量に影響していた。目安を決めていない場合、過体重または肥満の男性が注ぐ量は31%多く、BMIが正常範囲中央の男性では25%多かった。女性ではBMIは注ぐ量に影響しなかったが、BMIが正常範囲中央の女性が「グラス半分まで」という目安を決めている場合、目安を決めていない人よりも注ぐ量が27%少なかった。
全体では、グラス半分というルールを決めている人でも、男性は女性よりも多くワインを注いだ。同研究者は、「被験者の約70%はグラス半分という経験則をもっており、実際に注いだ量も約20%有意に少なかった。これは大きな違いだ。過剰飲酒を予防するために、注ぐ量の大まかな目安を決めておくことを提案する」と述べている。
やはり、飲み過ぎ予防には自分でのルール作りが大事かも?ですね(笑)
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