暑い時の水分補給には何が良いのか？
奈良県立医科大学の研究者らは夜間光曝露が高齢者の主観的・客観的な睡眠の質と有意に関連していることを明らかにした。実験室での検討で、夜間光はメラトニン分泌を抑制し、体内生体リズムに遅延を生じさせ眠気を抑制することが示されていた。研究グループは、実生活における夜間光曝露が、サーカディアンリズムの乱れと不眠症を引き起こす可能性があるとして両者の関連について評価を行った。
主な結果は以下のとおり。
・被験者は857例で、平均年齢は72.2歳であった。
・多変量解析の結果、夜間光強度の四分位範囲の最低値群と比較して最高値群は、主観的な不眠症の危険率が有意に高かった（1.61倍）。
・主観的不眠症の危険率が高値であるほど、夜間光強度の四分位値は有意に高かった。
・同様に、夜間光強度の四分位値増大と睡眠質の低下（睡眠効率の低下、睡眠開始の遅れ、睡眠開始後の覚醒、総睡眠時間の短縮、睡眠時間帯のずれなど）について有意な相関傾向が観察された。
〒960-8163 福島市方木田字中屋敷１−１ さとうクリニック内科・消化器科 佐藤浩明
Tel 024-545-6111 経鼻内視鏡のご予約はお早めに！
