暑い時の水分補給には何が良いのか?
東日本大震災の影響で心のバランスを崩し、その後もなかなか改善しないまま、かえって状況が悪化する被災者が少なくない。住まいや人付き合いの変化に心が追いつかず、引きこもる人もいる。震災発生から昨日11日で3年5カ月。重症化するケースが増加傾向にあり、行政は実態把握と対応に追われている。
岩手、宮城、福島の被災3県は国の補助金を活用した「心のケアセンター」を運営している。震災前から障害のある人や、震災の影響で心に傷を負った被災者の相談に応じる。2013年度は各県で、自宅訪問や電話で延べ約5000~1万件の相談を受けた。各県とも、月日を重ねるとともに、うつ病や自殺の恐れがある症状の重い被災者が増えている傾向を指摘する。「仮設暮らしのストレスで不調をきたす人が増えた」(岩手県)、「原発事故に伴い、今後の生活に見通しが立たない人はうつ傾向が強くなる」(福島県)などの声が上がる。
被災者に目配りする側も次第に負担が重くなっている。保健師ら約70人態勢でセンターを運営する宮城県。仮設住宅から災害公営住宅など新たな住まいに移る被災者が増え、各地を回る訪問員らの疲労が蓄積しているという。県の担当者は「対応にはさらに力を入れなくてはいけない。長期的な体制が必要で、人員の増加が必要だ」と話す。
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