暑い時の水分補給には何が良いのか?
睡眠中は脳細胞内の老廃物を排出する機能が活発になり、アルツハイマー病の原因物質として有力な「βアミロイド」の排出スピードが覚醒時の2倍以上になることが確かめられている。
70人の高齢者を対象に睡眠の質や量とβアミロイド蓄積の関連を調べた研究では睡眠時間が短い人、よく眠れないと感じている人ほどβアミロイドが蓄積していた。
そしてもう一つ大切なのは、脳をアクティブにポジティブに保つこと。無気力、無関心な状態を「アパシー」と呼ぶが、認知症のない4354人(平均年齢76歳)の脳の画像診断を行い、アパシー症状があるかどうかも調べたところ、アパシーな人の脳は小さかったという。因果関係は明らかではないが、「使っていなければ衰えていく」と考えるのが妥当だろう。
以上を踏まえると認知症予防には「良い眠りとポジティブ」と言えるかも知れませんね!
〒960-8163 福島市方木田字中屋敷1−1 さとうクリニック内科・消化器科 佐藤浩明
Tel 024-545-6111 経鼻内視鏡のご予約はお早めに!