暑い時の水分補給には何が良いのか?
余分な体重を落とすと、身体の健康が改善するだけでなく、元気で幸福だと感じるようになる可能性があるという研究結果が、米シカゴで開催された国際会議で発表されました。
研究では、肥満の男女390人が、食事と運動により減量する3つのプログラムのいずれかに割り付けられた。第1群は通常治療を受け、3カ月ごとにプライマリケア医を受診し、印刷された教材を使用した。第2群は3カ月ごとにプライマリケア医を受診し、ライフスタイルのコーチとの短いミーティングも行った。第3群は、それらのミーティングに加え、ダイエット食と減量薬も使用した。
患者の体重、睡眠の量と質、気分の変化を6カ月、24カ月後に評価したところ、第1群では平均約2kg、第2群では約3.6kg、第3群では約6.8kg近く体重が減少した。いずれの群でも、6カ月後に体重が5%以上減少した被験者は一晩の睡眠時間が平均22分伸びたが、5%未満の被験者では約1分のみだった。体重が5%以上減少した被験者は5%未満の被験者に比べて、睡眠の質も全体的な気分も大きく改善したが、2年後に統計的有意であったのは気分の改善のみだった。同研究者は、「この研究は、減量が睡眠時間の増加と関連すると報告した複数の研究を裏づけるものだ」と述べている。