暑い時の水分補給には何が良いのか?
皆さんご存知のように2013年度のトヨタ自動車の決算は、売上・利益共に最高、販売台数も世界初となる1,000万台突破という、ある意味三冠王のような結果でした。もちろん、2013年度の結果は為替の変動や消費増税などの追い風要因なども大きく、すべてが順風満帆というわけではないようです。それであったとしてもその結果は素晴らしいことです。またその結果以上に頭が下がるのは、この間数々の試練を豊田章男社長とトヨタ自動車が乗り越えてこられてきたことです
2009年度の71年ぶりの営業赤字に始まり、2010年にかけては米国内での事故をきっかけとした世界規模のリコール問題、それに伴い米国下院の公聴会での証言。その後も、東日本大震災、タイの大洪水、超円高など・・・。
では、「なぜトヨタ自動車はこれだけの試練を乗り越えることが出来たのでしょうか?」...
これも色んな視点や要因があり、一つではないと思われます。ただその中で注目する点は、トヨタ自動車の企業メッセージと、豊田章男社長の社員に対するメッセージが、強く結びついたことだと思っています。
企業メッセージ :Fun to drive,again
豊田章男社長の社員に対するメッセージ
世界で一番「たくさん車を売る会社」ではなく、世界で一番「良い車を作る会社」を目指そう!
特に後者の「社員に対するメッセージ」がキモだと思います。自分たちのやりたい、そしてやるべき原点である、「世界に誇れる良い車を作って売る」という根本の目的を、豊田章男社長が思い出させてくれたこと、またそこに向かって良いのだという許可をもらえたこと。これがトヨタ自動車の社員の皆さんの、「純粋な心に火を点けた」のだと思うのです。
*Wisdomブログ 幸せ仕事塾より、抜粋要約



