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テレビがつけっぱなしになっていると、子どもの言語の発達が妨げられる可能性があることが、米ホリンズ大学での研究でわかりました。同研究者らは、生後12、24、36カ月の子どもと保護者49人を1時間一緒に遊ばせ、1時間のうち30分は、より年長の子どもと成人向けの内容のテレビ番組を流しました。観察の結果、テレビがついている間はついていないときに比べ、親が話す新しい単語とフレーズの数が少なく、子どもが見ていなくても親がテレビを見ていることが示唆された。
親が話すフレーズの長さに、つけっぱなしのテレビの影響はみられせんでした。同氏らによれば、米国の2歳未満の子どもはテレビがつけっぱなしの環境で1日平均5.5時間を過ごすため、この研究結果は重要だという。米国小児科学会は、24カ月未満の子どもはテレビなどのスクリーンタイムを避けるべきとしている。同氏は、「親は積極的に子どもと一緒に遊ぶことは非常に有益で、親がテレビに気をとられず子どもと遊ぶことが理想だ」と述べている。