暑い時の水分補給には何が良いのか?
ノルウェー・University of Agderの研究者らが,“親子一緒の食事”と子供の体重との関連を検討する研究を行い,「朝食や夕食を親と一緒に食べる子供は,そうでない子供に比べて肥満・過体重が少なかった」との結果を欧州肥満学会で報告しました。
研究対象は,欧州8カ国(オランダ,ギリシャ,スイス,スペイン,スロベニア,ノルウェー,ハンガリー,ベルギー)の子供7,915例(平均年齢11.5歳)。学校で質問票を用いて,朝食・昼食・夕食を親と一緒に食べる頻度に関するデータを収集した。また,子供の身長および体重を測定した。
その結果,親と一緒に朝食を食べる頻度が週に5~7回の子供は,週2~4回以下の子供に比べて過体重のリスクが40%低かった。また,親と一緒に夕食を食べる頻度が週に5~7回の子供は,週2~4回以下の子供に比べて同リスクが30%低かった。しかし,親と一緒に昼食を食べる頻度が週に5~7回の子供は,週2~4回以下の子供に比べて過体重のリスクが20%高かった。
同研究者らは「これらの結果は,子供が健康的な体重を維持する上で,朝食や夕食を親子で一緒に食べることが重要な役割を果たす可能性があることを示している。昼食に関する結果は,子供が学校で昼食(弁当や給食)を食べる頻度が高い国もあれば,家に帰って昼食を食べる国もあるという違いから説明できるかもしれない。これらの結果が生まれた原因について,さらなる研究が必要である」と述べている。
どうしても子供が一人で朝食や夕食を取るとなると廉価のジャンクフードに行きがちですから...この結果も頷けるところかも?知れませんね。ましてやこの様な研究を日本で行えばその結果はさらにはっきりと出るかも?知れません...