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身体能力テストの結果がよい人は全死因死亡率が低いことが、地域の高齢者を対象とした試験においては一貫して示されている。英国・ロンドン大学の研究者らは、それより若い世代でも、同様の関連が認められるかを検討した。53歳時の身体能力を3つのテストで調べ、13年間追跡した結果、ベースライン時の身体能力が低かったり、テストを受けられなかった人では、死亡率がより高かったことを報告した。結果を踏まえて著者は、「この若い世代でも同様のテストで、健康長寿を達成できそうな人と、できそうもない人を特定できるようだ」とまとめている。
検討は、英国で53歳時に行われた3つの共通した身体能力テスト(握力、いすからの立ち上がり動作速度、立位バランス時間)の各スコアと全死因死亡との関連を調べることが目的だった。
分析の結果、53歳時に3テストを受けられなかった人およびスコアが最低位群だった人は、同最高位群の人と比べて死亡率が高いことが示された。たとえば、最低位群の人の全死因死亡率は最高位群の3.68倍だった。さらに、3テストをいずれも受けられなかった人は、すべてを受けた人と比べて同8.40倍だった。また、3テストの中では、立位バランス時間が、その他2つの測定値よりもより強く死亡率と関連するというエビデンスが見つかった。
今までも高齢の方々の身体能力がその後の寿命にかなり影響するというデータは散見されましたが、50代でという報告は初めてかも?知れません。運動を開始するのに遅いことはないという報告もありますが、53歳である程度決まると言うことになるとやはり、40歳を過ぎたら身体能力を維持すべく何かを始めた方が良いのかも?知れません。
図らずも私自身が今年、同じ歳を迎えますので...心して掛からなければならない歳になって来たと言うことかも?ですね(笑)