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コラム
インフルエンザの治療薬、タミフルは効かない?
2014年5月1日
抗インフルエンザ薬のタミフルとリレンザは症状を少し改善するが、感染拡大を抑えたり重い合併症を減らしたりする効果はない―。英オックスフォード大などのチームがそんな研究結果を発表しました。チームと同誌は4年半にわたって製薬会社に全ての治験データの公開を要求。昨年公開されたデータを分析した。
その結果、どちらの薬も症状が続く期間の短縮効果は1日以下。タミフルには「入院を減らす」「肺炎など合併症を減らす」「感染拡大を抑える」といった効果がみられない一方、吐き気や嘔吐(おうと)のリスクを高めていた。
タミフルの製造元であるロシュは「分析の手法が適切でなく、結論には同意しない」と反論している。
皆さんはこの結果をどの様に思うでしょうか?実際に当クリニックでもインフルエンザと診断した患者さんには基本的にタミフルは処方せず、ここで述べられている別の薬剤で一回吸入で治療終了とされている薬剤を投与をしています。本来、インフルエンザの治療薬と言われているものはインフルエンザウイルスを減少させる効果があるわけではなく、あくまでもウイルスの増殖を抑える薬剤です。という事を考えると上記のオックスフォード大での研究もさほどは驚く様なデータではないかも?知れませんね。
インフルエンザであれ、何であれまずは予防が一番ということですね!
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