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佐藤浩明

消化器内科専門医で「内視鏡検査」のプロ

佐藤浩明(さとうひろあき) / 内科医

さとうクリニック内科・消化器科

コラム

メタボ改善で仕事もはかどる?

2014年4月19日

コラムカテゴリ:医療・病院

最近、ぽっこりお腹が出てきた気がする。そんなことを思いながら受けた健康診断。後日、渡された結果を見て、その数値に「これはマズイかも」と思った人は多いのではないだろうか。
 太りやすい年齢になってきたし、ちょっとくらい太っていたほうが貫禄あるように見えるからいいかな、などと考えていてはダメだ。女性社員の目はそんなに甘くはないからだ。

 「カッコなんて二の次。男は中身で勝負!」と、思い込んでいる男性は多い。ところが、世間の目はそう甘くない。見た目で判断していたりするのだ。要は太っていては、だらしなく見えてしまうのだ。
 ある書物の中で「女性から見たメタボ男性の印象」というアンケート結果が紹介されているが、そこには男性の肥満に対するイメージを如実に表われている。アンケートの結果を見ると「フットワークが悪い」(66.5%)、「怠慢」(43.1%)などのネガティブなイメージが大半を占めており、「愛嬌がある」(30.9%)「貫禄がある」(25.1%)といったポジティブなイメージを大きく上回っている。このように女性の「肥満男性」に対する一般的な評価は厳しいのだ。

 女性社員に信頼されるということは、仕事をする上で重要なことだ。例えば、日々の業務の後方支援を行ってくれている内勤の女性事務員からの印象を上げ、味方につけることができれば、ここぞというときに協力を得ることができるし、自身の成果につなげることができる。
 だからといって、ただやみくもに話しかけて髪形や服装をほめたり、お菓子をプレゼントすればいいというものではない。何も言わなくても、何もしなくても、全身から醸し出される雰囲気がよければ、女性社員との距離は縮まり、信頼されるようになる。それを邪魔しているのがおなかにボッテリとついた脂肪なのだ。

 同書物の著者はかつてメタボ体型だったが、25kgのダイエットに成功。そのダイエットは「食べる順番を変える」「太りやすい食材を太りにくい食材に置き換える」「通勤時や勤務中にでもできるくらいの軽い筋トレを行う」というものだった。そして、腹が凹むと人生は変わると同氏は語る。健康のため、女性社員の高感度を上げるため、仕事のためにも、その腹を凹ませてみてはどうだろう。
以上は’新刊JP’担当者の言葉を抜粋引用しました。

 かく言う、私も6年ちょっと前は今の体重より13-4キロ多かったのですが...自宅の郡山から福島まで新幹線通勤とし、自宅から駅までは自転車、駅からクリニックまでwalkingへと変更し、今ではどちらもwalking...
昨年4月からの約1年の1日平均歩数は20000歩超となり、今では大学時代よりも体重が減るほどになりました。患者さんを診察する立場の我々が自分の健康管理も出来ないのでは?と考え始めたwalkingですが、かなり体調も良くなった事を実感する毎日ではあります!

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佐藤浩明

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