暑い時の水分補給には何が良いのか?
臨床的に体重不足の人は、肥満の人よりも死亡リスクが高いことが、50件超の研究をレビューしたカナダでの研究で分かりました。研究の結果、過度に痩せた人の死亡リスクは正常体重群の2倍近くであることが判明。分析対象の研究は、被験者を5年以上追跡し、BMI(体格指数)と全原因死亡との関連性に着目したものだった。同氏らは、新生児および死産児の死亡率と体重パターンとの関係も検討した。
その結果、全年齢の体重不足の患者(BMI18.5以下)は、BMIが正常な患者に比べて死亡リスクが1.8倍高かった。一方、肥満患者(BMI30~34.9)では正常体重の患者に比べ死亡リスクが1.2倍、重度の肥満患者(BMI35以上)では1.3倍高かった。体重不足の高リスクに関連する典型的な因子には、栄養不良、薬物またはアルコール摂取、喫煙、貧困、メンタルヘルスの問題があった。
同研究者は、「やせ型であれば問題ないという認識を蔓延させないようにする必要がある。BMIは体脂肪だけでなく筋肉量を反映している。強健かつ健康な人は適度な量の体脂肪と十分な骨と筋肉を持つことを認識しておかねばならない」と述べている。
やはり、必要以上のダイエットは危険と言うことなのでしょうね...以前から痩せすぎの方は肺炎などの呼吸器感染症などになりやすいという事は知られていましたが、肥満の方々より死亡リスクが高いと言うことは少し驚きでした!