暑い時の水分補給には何が良いのか?
活動的な母親を持つ就学前児童は自身も活動的であることが、英ケンブリッジ大学の研究で示唆された。同研究者によれば、親は次の3つの側面で子どもの身体活動に影響を及ぼすという――1. ロールモデルである、2. 子どもの活動を促す(たとえば、公園に連れていく)、3. 子どもと一緒に活動をする。
同氏らは、4歳児554人とその母親を対象に約7日間追跡調査した。その結果、母親が活動的なほど、子どもも活動的だった。適度~激しい運動を1分間延長すると、子どもが同レベルの運動をする可能性が10%以上高まった。同氏らは、長期になればこの差は大きくなると指摘。ただし、母親の身体活動が、子どもの活動に直接影響することが確認されたわけではない。また、父親の役割については触れていない。
同氏は、「今回の研究は、母親が動き回るほうが良いというエビデンスを示している。母親と子どもの活動の時間が増えれば、両方の活動レベルが上がり、長期の健康に有益である可能性が高い」と述べている。