暑い時の水分補給には何が良いのか?
肥満遺伝子と肥満の関連は、揚げ物の摂取頻度が増えることで増強されることが判明した。肥満に関する危険度は、揚げ物摂取頻度が週1回未満に比し、4回以上だと1.5倍以上に上ることが示されたという。米国ハーバード大の研究者らが、看護師健康調査や医療従事者追跡調査などのデータを基に行った検討で明らかにした。
著者は「今回の所見は、遺伝的に肥満体質の人は、とくに揚げ物の摂取量を減らすことが重要であることを強調するものである」とまとめている。肥満傾向が高い人達についてみると、揚げ物を週に4回以上摂取する人と、週に1回未満しか摂取しない人の体格指数BMIの差は、女性で1.0、男性で0.7に上った。それに対し、肥満傾向が低い人達では、同差は女性が0.5、男性が0.4にとどまった。