ダイエットへの水の神話を検証！

　専門家によると、ダイエットをする人は多量の水を飲むように言われることが多いが、余分な体重を落とすのに役には立たないという。

　米アラバマ大学の研究者は、「水を飲むことによって減量が促進されるという科学的根拠はほとんどない。水を飲むことがよくないというわけではない。より多く水を飲む人では余分なカロリーをわずかでも消費するということを示した研究はほとんどない」という。

　同氏は、また、飲む水の温度が減量に影響するという誤解についても指摘。「よく冷えた水はカロリーを消費するのに役立つといわれる。余分なカロリーがごくわずかに消費されたかもしれないが、減量の努力をせずにすむほどでもない」と述べている。

　多くの人が1日コップ8杯の水を飲む必要があると考えている。人は水分を摂る必要があるが、水である必要はない。かわりに、ダイエットソーダや緑茶、果汁を加えたミネラルウォーター、あるいはコーヒーやその他のカフェイン入り飲料でもよいという。