暑い時の水分補給には何が良いのか?
ハーバード大学の看護師など医療関係の仕事に就いている2型糖尿病患者さん11,427名を対象とした研究から、BMIと死亡率に関わる報告がありました。
これによると、15.8年間のフォローアップ期間中、約27%の3,083名が亡くなられていました。その方々のBMIをもとに、グループ分けを行い検討した結果、BMIが22.5~25の群で最も死亡率が低く、BMIがそれ以上低くても、またそれ以上高くても死亡率が高くなる(BMIを横軸、死亡率を縦軸の曲線にするとJの曲線になる)とのことです。
さらに、65歳未満で糖尿病と診断された方やタバコを吸わない方では、BMIと死亡率に明らかな関係性が見出されています。
また、糖尿病患者さんのみを対象とした研究ではありませんが、本邦からも同じような報告がされています。日本の7つのコホート、35万人以上のプール解析によると、BMIが21~26.9%の方の死亡率が最も低く、やはりBMIがそれ以上低くても、またそれ以上高くても死亡率が高くなるとの結果でした